どこかにビューーン×一休.comでコスパ抜群の1泊2日旅
どこかにビューーン!の仕組みと特徴
「どこかにビューーン!」は、JR東日本のJRE POINTを使って新幹線の旅ができる“行き先ガチャ”サービスです。
行先の候補は以下47駅。普段聞きなれない駅もたくさんあります。東京・上野・大宮などの主要駅から、ランダムで選ばれた4つの新幹線停車駅のうち1つが当選し、往復6000ポイント(1ポイント=1円相当)で旅ができます。
通常価格と比べて最大3万円以上もお得になることもあり、旅好きにはたまらない仕組みです。

「どこに行けるか分からないワクワク感」と「お得さ」が両立しているのが最大の魅力。どこが当たってもそれなりに見どころも多く、行先を決めてくれるのも、旅慣れたシニアにとってはありがたいところもあります。
気に入る組み合わせが出るまで何回でもチャレンジできます。また、途中下車・乗車も可能なので、当たった行先にこだわらず、途中の観光地を目指すのもありです。
「どこかにビューーン!」は、出発日の21日前から6日前まで申し込み可能。行き先は申し込みから1~3日で決定します。 人気の宿はすぐに埋まることもあるので、候補地が決まったら早めに宿の仮予約をしておくのがおすすめです。(必ずマナーを守りましょう。)
JRE銀行の優待チケットを使えば、さらにお得
どこかにビューーンを楽しむには、JRE銀行の口座開設、ビューカードの申込は必須。JRE銀行の優待チケットを使えば、通常6,000ポイントを4,000ポイントで利用可能です。
JRE銀行の口座を開設し、50万円以上の口座残高があれば、年間4回判定があり、ビューカードご利用代金の引落で1枚、給与等の受取で2枚、左記両方の実施3枚。年4回の判定なので、最大12枚を獲得できます。給与等の受取は難しい場合もありますが、その他はそれほどハードルは高くないので、申し込みをお勧めします。
JRE銀行の紹介プログラムを利用すると、さらにJREポイントがもらえます。
必要な方は紹介コードを発行しますので、当サイトのコメントに「JRE銀行 紹介コード希望」と書いて送信ください。
どこかにビューーンで東京~飯山往復4,000ポイントの衝撃
今回の旅は、どこかにビューーンで“飯山行き”を引き当てた瞬間に決まった。 JRE銀行のクーポンを使えば、往復わずか4,000ポイント。普通に購入するとしたら約17,000円なので、コスパの良さが際立つ移動手段だった。 東京〜長野間で考えても、通常なら16,500円。それをこの価格で移動できるのは、どう考えても破格だ。浮いた分はホテルの食事やスイーツに回せるので、旅の満足度が一気に跳ね上がる。コスパの良さが際立つ移動手段だった。 しかも、行き先が“ランダム”というスリルが良い。旅の始まりにガチャ要素があると、自然とテンションが上がる。飯山が出た瞬間、目的地を一度は行ってみたかった「赤倉高原ホテル」に即決した。
途中下車で長野へ。旅の自由度が高い裏ワザ
どこかにビューーンは、目的地手前で途中下車ができる。 今回は飯山行きの切符で、あえて長野駅で降りた。赤倉観光ホテルへ向かうなら、このルートが最も効率的。荷物を預け、味噌の直売所や地酒を買いに寄り道。長野駅周辺は食も文化も揃っていて、旅の途中に立ち寄る地としてちょうど良い。
うれしい一休ダイヤモンド特典
宿泊は一休.comのダイヤモンド特典が効いた。 ウェルカムスイーツ、ウエルカムドリンク、館内クレジット。どれも“ちょうど嬉しい”内容で、滞在の質を確実に底上げしてくれる。また、11時までのレイトチェックアウトは、赤倉観光ホテルの朝を楽しむには必須。雲海を見て、温泉に入り、朝食をゆっくり味わっても、まだ余裕がある。
【1日目】東京→長野→妙高高原へ。旅の始まりと長野散策
はくたか553号を長野で途中下車 マルコメ直売所へ
東京駅からはくたか553号に乗り込み、あっという間に長野へ。 しなの鉄道の出発までには1時間20分ある。駅に着いたらまず荷物を預け、向かったのは徒歩圏内の マルコメ直売所。 土日祝のみ営業というレア感がある。
店内は清潔でどこか新しいコンビニエンスストアのようではあるが、棚には普段見かけない限定品も並ぶ。 味噌汁の試飲コーナーでは、スタッフさんが「具は好きなだけどうぞ」と笑顔で案内。 この“ゆるい太っ腹さ”が長野らしくて心地よい。 旅の序盤から、いい意味で肩の力が抜けた。 味噌やスープをいくつか購入してお土産にした。

100円味噌汁の“具入れ放題”体験とお得な買い物
マルコメ直売所の名物は、なんと言っても 100円味噌汁。 具は、「伊勢志摩産あおさ」「野菜」「揚げなす」の3種類だが、なんと入れ放題。ただ、あまり入れるとあふれてしまうので、3つくらいにしておいた方が良い。


湯気の立つ味噌汁を受け取って一口飲むと、 味噌の香りが濃く、具材の旨みがしっかり出ていて、朝の体にすっと染みる、嬉しい一杯だった。

店内の商品も全体的に良心的な価格で、 味噌やスープを“お土産用”と“自宅用”に分けて買っても罪悪感ゼロ。 旅の序盤で“お得感”をしっかり味わえるのは、精神的にも嬉しい。
長野駅で地酒とおやきを購入。軽井沢リゾート号で妙高高原へ
長野駅に戻り、駅ビルで地酒とおやきを購入。 地酒コーナーは種類が豊富。 最近は地酒とその土地の名物のおつまみを購入して、ホテルの部屋で晩酌をというのが定番になっている。
10:53発の 軽井沢リゾート号 は全席指定で快適。 車内は静かで、観光客もそれほど多くはない。 妙高高原駅に近づくにつれ、山の緑が濃くなり、 都会のスピード感がすっと遠のいていく。
軽井沢リゾート号は、全席指定。指定券が一人600円だが、事前にしなの鉄道のHPでオンラインで予約して、チケットレス乗車すると500円になるので、事前予約がおすすめ。
妙高高原駅は『秒速5センチメートル』の舞台。静かな駅で感じる旅情

妙高高原駅に降り立つと、駅前にはお土産物屋とカフェがある程度で驚くほど静か。
ここは映画 『秒速5センチメートル』 の舞台のようだ。駅の待合室にひっそりとポスターが貼ってあった。 ファンがひっそり訪れる“聖地”なのだろう。

改札を出ると既に赤倉観光ホテルの送迎バスが止まっており、乗り込むとすぐに発車した。15分ほどの道のりだが、 山道を登るにつれ景色が開け、空気がさらに澄んでいく。赤倉温泉郷にある赤倉観光ホテルの入口の門を過ぎて、さらに5分ほど山を登っていき、ホテルに到着した。この高原地帯一体が赤倉高原ホテルの敷地。このホテルが出来たときに、開発による風景が変わるのをさけるために一帯の広大な土地を購入したそうだ。
赤倉観光ホテルに到着|チェックインから始まる“非日常”
標高1000m、山の懐に抱かれたクラシックホテルの佇まい

送迎バスが山道を登りきると、白い建物が突然視界に開ける。 赤倉観光ホテルは、標高1000mの山腹に静かに佇むクラシックホテル。 派手な装飾は一切なく、建物そのものが景色に溶け込んでいる。 初めて見るのに、どこか“帰ってきた感”があるのは、このホテル特有の空気だと思う。
ロビーに入ると、クラシックホテルらしい落ち着いた色調と、 磨き込まれた木の香りがふわっと漂う。 スタッフの所作も丁寧で、声を張らずとも自然と通る。 “静けさを守る文化”が、このホテルには確かにある。

チェックイン前にも関わらず、 「温泉ご利用いただけますので、どうぞ」と案内された。早めにホテルに到着しても楽しめることがたくさんある。
源泉かけ流しの温泉|湯の花が舞う“本物の温泉”と絶景露天
温泉へ直行
荷物を預けたら、迷わず温泉へ向かった。 赤倉観光ホテルはチェックイン前でも温泉利用が可能。
脱衣所を抜けると、湯気の向こうに広がる大きな内湯。 湯面には湯の花がふわりと漂い、源泉の濃さが一目でわかる。 湯に浸かった瞬間、体の芯がすっと緩む。
露天風呂に出ると、妙高の山並みが目の前に広がる。 湯面と景色がつながるようなインフィニティ仕様。 湯に浸かりながら景色を眺めるだけで、旅の目的が半分達成された気分になる。


※赤倉観光ホテル提供の大浴場露天風呂の写真(左が男湯、右が女湯)どちらも絶景。
赤倉温泉の泉質(硫酸塩泉+炭酸水素塩泉)と美肌効果
赤倉観光ホテルの温泉は、硫酸塩泉と炭酸水素塩泉の“美肌二刀流”。 湯に浸かった瞬間、肌がすっと整うのがわかる。 硫酸塩泉の保湿力と、炭酸水素塩泉のクレンジング力が合わさると、 湯上がりの肌が驚くほどなめらかになるらしい。
浴室に入ると硫黄臭が漂ってくる。湯の成分は濃いので、長湯すると体がぽかぽかしすぎるほど。 温泉の質は、入ればすぐにわかる。
湯船を覗くと、白い湯の花がふわりと舞っている。 これは成分が濃い証拠で、引湯の過程で自然に結晶化したもの。 人工的に“湯の花っぽいもの”を入れている温泉もあるが、 ここは完全に自然由来。 湯の花の量を見れば、泉質の良さが一目でわかる。
露天風呂から望む妙高の山並みと野尻湖
温泉を出て、1階に上がるとテラスがある、ここも広いデッキの先に水が張ってあり、インフィニィティ仕様になっている。赤倉高原や山並み、野尻湖を眺めながら、湯上りの火照った肌を覚ますことができる。
野尻湖は天気によって表情が変わり、 晴れの日は湖面がきらきら光り、 曇りの日は霧がゆっくり流れて幻想的。 どんな天気でも“絵になる景色”が広がるのが赤倉の強み。

条件が合えば雲海に包まれる“天空の湯あみ”
赤倉観光ホテルの温泉が特別視される理由のひとつが、 早朝に雲海が出る日があること。 露天風呂に向かうと、湯気と雲が混ざり合い、 視界が一面の白に包まれる。 山の稜線だけが浮かび上がり、 湯船が“天空の湯”に変わる瞬間だ。
これは完全に運次第。 ただ、出会えたときのインパクトは圧倒的。湯に浸かりながら雲海を見る体験は、 赤倉観光ホテルでしか味わえない。 温泉好きなら、一度は狙う価値がある。

カフェテラスで軽めのランチ|絶景とともに味わうローストビーフサンド
国産牛ローストビーフサンドとアップルパイをシェア
チェックイン前の温泉でしっかり整ったあとは、 ホテル1階の カフェテラス で軽めのランチ。 ここは“軽食”という言葉では収まらないクオリティ。国産牛ローストビーフサンドとアップルパイを夫婦で シェア。肉の旨みがしっかり主張してくる本格派。 噛むたびに肉汁とソースがじんわり広がる。 さすが老舗ホテルのクオリティと感じた。

晴れた日はテラス席が特等席。雨の日でも大きな窓から絶景
晴れた日は、迷わずテラス席へ。 妙高の山並みと野尻湖が一望でき、 風が軽くて気持ちいい。 ただ、雨の日でもまったく問題なし。 むしろ、カフェテラスの大きな窓が 景色を“額縁の中の絵”みたいに切り取ってくれる。 霧が流れる山、濡れた木々の深い緑、 静かに落ちる雨の音。 天気が悪い日ほど、景色がドラマチックになるのが赤倉の面白さ。
店内は落ち着いた雰囲気で、 スタッフの距離感も絶妙。 スマホでの注文が導入されているが、皆、スタッフに声を掛けているところが良い。 “静けさを大切にするホテル”という姿勢が、 カフェにも自然と表れている。
ラウンジで過ごす午後|旅慣れた大人が集う静かな空間
14〜17時のフリードリンク(ビール・ワイン・カクテル)
赤倉観光ホテルの午後は、ラウンジが主役になる。 14〜17時は宿泊者限定のフリードリンクタイムで、 ビール、ワイン、カクテル、ソフトドリンクが静かに並ぶ。 “飲み放題”という言葉の賑やかさとは無縁で、 ここでは誰も騒がない。 グラスを傾ける音すら控えめで、 大人の余白だけがゆっくり流れている。
まずは新潟限定ビールを一杯。 軽やかな苦味が、山の空気と妙に合う。 続いてスパークリングワインを少し頂く。


新潟のブルボン&三幸製菓のお菓子が“地元感”を演出
ラウンジの片隅には、 新潟の ブルボン と 三幸製菓 のお菓子が並ぶ。 ルマンド、ホワイトロリータ、雪の宿…。 高級ホテルのラウンジに“地元のお菓子”という組み合わせが絶妙。ただ、このチョイスが妙にしっくりくる。 気取らず、でも手抜きではない。

ビールに三幸製菓のお煎餅は抜群の相性。スパークリングワイン片手にルマンドをかじるという組み合わせも、 ここではなぜか安っぽくならない。
野尻湖側の眺望とクラシックホテルの空気感
ラウンジの大きな窓からは、 野尻湖と妙高の山並みが一望できる。 天気が良い日は湖面が光り、 曇りの日は霧がゆっくり流れる。 どんな天気でも“絵になる景色”が広がるのが赤倉の強み。
クラシックホテルらしい落ち着いた内装と、 窓の外の雄大な景色が絶妙に調和していて、 座っているだけで心が整う。 “何もしない時間”が、ここでは最高の贅沢になる。
客層も落ち着いていて、 大声で話す人はほぼいない。 旅慣れた大人が静かにグラスを傾け、 それぞれの時間を楽しんでいる。
本館スタンダードツイン(野尻湖ビュー)に宿泊
野尻湖ビューが圧倒的におすすめ
今回選んだのは、本館スタンダードツインの 野尻湖ビュー。 結論から言うと、この眺望は“赤倉観光ホテルの正解”だった。 部屋に入った瞬間、窓いっぱいに広がる高原と山の稜線。遠くに野尻湖が見える。山の天気は刻一刻と変化する。 風が吹くたびに表情を変え、雲が流れると影がすっと走る。 ただ眺めているだけで、心が静かに整っていく。 気づけば窓辺の椅子に座ってぼーっとしていた。 “何もしない時間”が成立する部屋が一流ホテルの証。

クラシックな調度と落ち着いた空気感
部屋の内装はクラシックホテルらしい落ち着いた色調で、 派手さはないが、丁寧に手入れされているのがすぐにわかる。 家具は重厚すぎず、軽すぎず、 “長く愛されてきたホテルの空気”が自然と漂っている。部屋そのものが主張しすぎず、 景色と滞在の邪魔をしない。 このバランス感覚が、赤倉観光ホテルの魅力を支えている。

冷蔵庫のドリンク(ビール、日本酒、ジュース)は有料。ペットボトルのお水は一人1本は無料。ただし、妙高山の湧き水がお風呂で提供されている。
一休ダイヤモンド特典のウェルカムスイーツ
部屋に入ると、テーブルの上に 一休ダイヤモンド特典の ウェルカムスイーツ が置かれていた。 クッキーとマドレーヌというシンプルな組み合わせだが、 これが妙に美味しい。 甘さが控えめで、紅茶にもコーヒーにも合う。

メインダイニング「ソルビエ」で味わう正統派フレンチ
赤倉観光ホテルの夕食は、伝統的な正統派フレンチが頂ける「ソルビエ」と水盤テラスの絶景レストラン「アクアダイニング」の2つのレストランがある。どちらも魅力的だが、初めての滞在なので、ホテル伝統の味が頂ける「ソルビエ」にした。
旅慣れた大人が静かに楽しむ“本物のフレンチ”
夕食は、本館のメインダイニング 「ソルビエ」 へ。 扉を開けた瞬間、天井から下がるシャンデリアが目に入る。 雪の結晶のように光を散らし、妙高の冬景色を思わせるデザイン。 派手ではないのに、空間全体が“特別な夜”の空気をまとっている。
窓の外には、夕暮れの山並みがゆっくり沈んでいく。 景色と照明のバランスが絶妙で、 料理が運ばれてくる前から“良い夜になる”と確信できる。 クラシックホテルの品格と、山の静けさが自然に溶け合った、 赤倉観光ホテルらしいダイニングだった。
ソルビエの魅力は、料理だけではない。 客層が落ち着いていて、 “食事を静かに楽しむ文化”が自然に共有されている。 大声で話す人はおらず、 グラスの音と控えめな会話だけが心地よく響く。
メニューは、オプションも多いが、スタッフの説明も簡潔だった。
LES SORBiERS Diner
この日のコースは、季節の食材を丁寧に組み立てた正統派フレンチ。 最初の アメーラトマトの前菜 は、甘みが濃くて驚くほど味が締まっている。 シンプルなのに、ひと口で“料理の方向性”がわかる一皿。

続く 穴子と茄子のプレッセ は、旨みが層になって押し寄せる。 穴子の香ばしさと茄子の柔らかさがぴたりと合う。

ホテル特製ブレッド。このホテルでは大きなベーカリーがあり、焼き立てパンが味わえる。

スープは、じゃがいもの冷製スープ。+¥1,100で、伝統のビーフコンソメスープに変更できるが、まずは基本のコースを頂いた。

メインは 牛フィレと鴨肉のローストを夫婦それぞれが選択してシェア。火入れが完璧。 ナイフがすっと入る柔らかさで、 赤身の旨みがしっかり感じられる。 奇をてらわず、正統派の美味しさを積み重ねるコースだった。



コーヒーと小菓子(マカロン)
デザートとコーヒーを終える頃には、 外はすっかり夜の帳が下り、 窓の向こうに静かな山影が浮かんでいた。
【2日目】雲海の朝と、丁寧な朝食ビュッフェ
早朝の雲海とご来光
2日目の朝は、まだ薄暗い時間に目覚めた。 赤倉観光ホテルでは、運が良ければ 雲海 に出会える。 昨日からの雨で期待していなかったが、山の天気は変わりやすく、少し晴れ間も見えてきた。部屋を出て、大浴場に、途中のテラスには多くの宿泊客がカメラを構えて朝日と雲海を撮っている。 湯に浸かりながら雲海を見るという贅沢は、 赤倉観光ホテルならではの体験だと断言できる。
白樺の朝食ビュッフェ(フレンチトースト・カレー・ローストビーフなど)
雲海の余韻を抱えたまま、朝食会場 「白樺」 へ。 ここは“種類の多さ”より“丁寧さ”が際立つビュッフェ。 まず目に入るのは、焼き立ての フレンチトースト。ふわっと軽く、 朝から甘いものを食べても重くならない絶妙な仕上がり。
名物の カレー は、スパイスが効きつつも優しい味で、 朝でもすっと食べられる。 そして、ホテルクオリティの ローストビーフ。 薄切りなのに旨みがしっかりあって、 朝食の域を超えている。
サラダやフルーツも新鮮で、 全体的に“丁寧に作られた料理”が並ぶ。 派手さはないが、どれも外れがない。 朝食の満足度が高いホテルは、滞在全体の印象が確実に良くなる。


新之助のご飯とシャンパンの贅沢な朝
白樺の朝食で外せないのが、 新潟のブランド米 「新之助」 の炊き立て。 粒が立ち、噛むほどに甘みが広がる。 味噌汁や漬物と合わせるだけで、 「これだけで十分」と思える完成度。

そして、朝から シャンパン が飲めるという贅沢。


ホテル敷地内を散策|鳥の声と清流に癒される1時間
わさび園や清流沿いの散策路
朝食後、少し体を動かしたくなり、 ホテル敷地内の散策路へ向かった。 赤倉観光ホテルの敷地は広く、 わさび園や清流沿いの道が整備されている。 “ホテルの庭”というレベルではなく、 ちょっとした高原の自然公園のようなスケールだ。
歩き始めると、まず耳に入るのは鳥の声。 澄んだ鳴き声が山に響き、 それだけで気持ちがすっと軽くなる。 清流のそばに立つと、水が岩に当たる音が心地よい。わさび園の水は驚くほど透明で、 底の石までくっきり見える。 冷たい水に手を入れると、 一瞬で目が覚めるような清涼感。 妙高の自然の豊かさを、 五感でそのまま受け取れる場所だった。

散策路は、歩きやすく整備されているが、結構アップダウンがある。 散策路を進むと、視界が一気に開ける場所がある。 そこは冬になるとゲレンデとして使われる斜面で、 夏は一面の緑が広がる。 高原らしい乾いた空気が心地よく、 深呼吸すると肺の奥までスッと入ってくる。1時間ほど歩いた頃には、 体も心もすっかり軽くなっていた。 赤倉観光ホテルの敷地散策は、 滞在の中で意外と印象に残る体験だった。

カフェテラスのテラス席で味わう絶品スイーツ
チェックアウトを済ませても、すぐには帰らない。 送迎バス(12時30分)を予約して、それまでの時間でホテルスイーツを頂くことにした。
赤倉観光ホテルでは“一休ダイヤモンド特典”として 、ウェルカムドリンクチケット、館内で使えるクレジット1000円分が付くので、 これを活用して カフェテラスでスイーツタイム を楽しむことにした。
ドリンクチケットは、アクアダイニングに併設するアクアバーとカフェテラスで使える。カフェテラスでは、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクに加えて、ビールもいただける。
ショーケースの前では、おいしそうなケーキが並び悩んだが、選んだのは定番のモンブランと季節のケーキ。
昨日の雨天から一転、良い天気だったので、テラス席をチョイス。高原の風を感じながらのスイーツは格別だ。ところが、スイーツを頂いている間に雲が立ち込めてきて、周りは真っ白。高原の天気の移り変わりの速さにはいつも驚かされる。

妙高高原駅→長野へ|名物「かんずり」を購入
赤倉観光ホテルを後にし、送迎バスで妙高高原駅へ戻る。 駅前のお土産物屋さんに立ち寄ると、棚の一角に鮮やかな赤い瓶が。 妙高名物の 「かんずり」 だ。 唐辛子を雪にさらし、塩・柚子・糀と合わせて発酵させる、 妙高ならではの伝統調味料。
最近は 『秘密のケンミンショー』 で紹介され、 一気に知名度が上がったらしい。都内のスーパーでも並べられているものだが、 6年熟成はあまり出回らずお土産には最適とのこと。 通常のかんずりより色が深く、瓶越しでも旨みの濃さが伝わる。 やきとり、鍋、味噌汁、焼き魚、冷奴…どれに合わせても味が締まる。
長野市内を散策して帰路へ
善光寺参拝と参道散策
長野駅に戻り、旅の締めくくりに向かったのは 善光寺。 「一生に一度は善光寺参り」と言われるだけあって、 山門をくぐった瞬間に空気が変わる。 観光地のにぎわいはあるのに、どこか落ち着いていて、 “静けさと活気の同居”が絶妙な門前町だ。
参道には味噌屋、七味唐辛子、甘味処が並び、 歩くだけで“長野らしさ”がぎゅっと詰まっている。 赤倉観光ホテルの静けさとはまた違う、 門前町のにぎわいが心地よく、 旅の終盤にぴったりの時間だった。
信州そば「かどの大丸」で遅めの昼食
遅めの昼食は、善光寺近くの老舗そば店 「かどの大丸」 へ。 店構えは素朴で、落ち着いた店内に、そばの香りがふわっと漂う。すでに15時前で客はまばら。ゆっくりと信州そばをいただくことができた。

注文した手打ちそばは、細めで喉ごしが良く、 噛むほどにそばの風味がしっかり広がる。 つゆは甘すぎず辛すぎず、出汁の旨みがきちんと立っている。
赤倉観光ホテルの上質な食事とはまた違う、 “土地の味”をしみじみ味わえる一杯。
長野市立美術館で東山魁夷の世界に浸る
善光寺参拝後は、すぐ隣にある 長野市立美術館 へ。 建物に入った瞬間、外のにぎわいが嘘のように静まり、 東山魁夷が描く静謐な自然の世界に誘われる。東山魁夷が自らの作品の多くを寄贈したそうで、国内でも最大規模の蔵書を誇る。
1時間ほどの鑑賞でも十分満たされる。善光寺参りの際は是非とも立ち寄ることをお勧めする。
MIDORIで地酒3種飲み比べとおやき
「どこかにビューーン」の欠点は時間の変更が出来ないこと。善光寺参りをして、長野駅で2時間の待ち時間。この時間も楽しめるのが、長野駅ビル MIDORIだ。
MIDORIの広いお土産物売り場の奥にあるイートインで立ち寄ったのは地酒の角打ちコーナー。 ここでは長野の地酒を 3種飲み比べ できるセット(950円)がある。 おつまみも安くておいしい。旅の締めにぴったりの小さな贅沢。

10種類の地酒は、辛口、旨口、香り系とバランスよく揃っていて、 自分で3種類をセレクトできる。おつまみも安くておいしい。イートインコーナーは席数は多くないが、意外に混んでいない。
おつまみは、横にあった鬼無里のおやきを購入。 野沢菜、かぼちゃ、なすなど、 どれも具がたっぷり、素朴で優しい味。 帰りの新幹線で食べる分も購入した。
まとめ|赤倉観光ホテルは“旅慣れた大人が最後に行き着く場所”
赤倉観光ホテルの2日間を振り返ると、 このホテルが“旅慣れた大人が最後に行き着く場所”と呼ばれる理由がはっきりわかる。 雲海、源泉かけ流しの温泉、正統派フレンチ、高原リゾート、静けさ、そして1937年創業の歴史。 どれか一つが突出しているのではなく、 すべてが高いレベルで揃っている という稀有なホテルだ。
派手な演出はなく、過剰なサービスもない。 その代わり、景色・空気・建物・料理・温泉が自然に調和し、 “本物だけが持つ説得力”が静かに積み重なっていく。 滞在していると、心が勝手に整っていくような感覚がある。
赤倉観光ホテルそのものの魅力に加えて、 どこかにビューーン × 一休.com という組み合わせでコスパの良い旅を楽しむことが出来た。往復4,000ポイントで飯山まで移動でき、 途中下車で長野に寄り道できる自由度。 さらに一休ダイヤモンド特典の ウェルカムスイーツ、レイトチェックアウト、ホテルクレジット。
PREMIUM棟の上階にある アクアダイニング は、 水盤越しに妙高の景色を眺めながら食事ができる特別な空間。 そして、露天風呂付きの SPA&SUITE棟 は、 “部屋そのものが絶景”という贅沢な滞在が叶う。本館スタンダードツインの心地よさを知った今だからこそ、 次はワンランク上の滞在を味わってみたい。 赤倉観光ホテルは、 何度訪れても新しい楽しみ方が見つかる宿 だと実感した。




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