マリオットのホテルブランド「Moxy」は、2017年に日本で初めて東京錦糸町と大阪本町で開業しました。2014年、モクシー・ミラノのオープンからスタートしたモクシー・ホテルは、ミレニアル世代を主要ターゲットとし、「節約志向の旅行者向けブティックホテル」というコンセプトの下、スタイリッシュなデザインとリーズナブルな価格で利用できるサービスを組み合わせたホテルブランドです。マリオットのホテルブランドとしては、最もリーズナブルなカテゴリです。スタッフの方は、制服ではなくジーンズやTシャツ等とカジュアルな出で立ちで、バーカウンターでチェックイン、部屋に冷蔵庫がないなど、革新的ではありますが、特に節約志向ではない世代にとっては魅力的な感じではありません。(本当の節約志向の人にとっては少し高い価格帯かもしれません。)しかし、実際に宿泊してみると、「遊び尽くせ!」の言葉通り、遊び心満載で、スタッフの皆さんがフレンドリーに話しかけて頂いたりして、温かなおもてなしを心がけていることがよくわかります。節約志向のミレミアム世代だけでなく、すべての世代がそれぞれのスタイルで楽しめるホテルです。
このホテルは、マリオットホテルの公式サイト「Mariott Bonvoy」から予約をするのが最もお得です。2021年12月には楽天トラベルとマリオットインターナショナルの提携が発表され、楽天トラベル経由でもMariott Bonvoyと同じプランの予約ができるようになりました。
Mariott Bonvoyの会員になり、マリオット系のホテルに泊まったり、お食事をしたりすると結構なポイントが溜まります。溜まったポイントは、マリオット系のホテルの宿泊はもちろん、様々な航空会社のマイルにもお得に交換できます。
ぷちとり!では、モクシー東京錦糸町を、(1)宿泊プラン編、(2)館内編、(3)客室編、(4)お食事編、(5)付近の見どころ編の5つのポイントからご紹介します。
(3)客室編(Room)
客室階もシンプルでスタイリッシュ。客室はニューヨークのブルックリンのアパートメントをイメージしているそうです。
客室は広くはないですが、極力ものを置かないようにしてスペースを確保しています。「ペグウォール」といって、壁が収納スペースとなっています。椅子やテーブルも壁にかけて収納されています。必要な都度広げて使います。
シングルベッド2台。ベッドは、高級ブランドのマットではなさそうですが、これが意外にも適度な硬さで気持ち良い睡眠が出来ます。
上記写真の右がアップグレードしていただいた10階のお部屋です。少し広いのがわかります。また10階は周りのビルより高いので眺望もありますし、窓が少し開き外気を取り入れることが出来ます
これは10階からの眺望です。
ベッドサイドには、レトロな電話機と見慣れないオタマジャクシ!?。電話機はダイヤルを回すのではなく、真ん中のボタンを押すとフロントに通じます。
このオタマジャクシは、キューブ社のオタマトーンという電子楽器です。簡単に音色を奏でることができます。ホテルの部屋での実用性ゼロですが、遊び心満載で癒されます。
モクシーのお風呂は、バスタブがなくシャワーのみです。このあたりは、年配者には少し抵抗があるかと思いますが、椅子が置いてあり、座りながら肩にレインシャワーを浴びると肩こりに効きますので、これもたまには良いかも。また、洗面所・浴室はモノトーンですが、ドライヤーやシャンプーやソープのディスペンサーなどには、モクシーカラーのピンクが使われており、アクセントになっています。
客室には、ナイトウェアが用意されています。
客室にアイロンは置いていませんが、各階(10階を除く)にアイロンルームがあります。
モクシー東京錦糸町の客室には冷蔵庫がありません。その代わりに、チェックイン時にグラスを頂き、バーカウンターに持っていけば、何時でも何杯でもソフトドリンクを頂けます。(アルコールは別途料金が必要)
貸し出し用の小さな冷蔵庫はあるそうです。数が少ないので、必要な時は、事前にお願いしておく方が良いそうです。
「SOFT DRINKS」は無料です。