岐阜県関市は、鎌倉時代より刀鍛冶の歴史を持ち、名刀の産地として繁栄してきました。 その卓越した伝統技術が現代の刀匠や刃物産業に受け継がれ、今や世界でも有数の刃物の産産地として有名です。その関市には、長良川などの清流が流れ、うなぎの名店が数多くあることでも有名です。
その中のひとつ、江戸時代創業で160年以上の歴史をもつ「辻屋」に行ってきました。
シャッター商店街にそこだけ人だかりが出来ており、駐車場も広いスペースがあるのですが、満車に近い状態。日本全国からこの店のうなぎを食べにくるほどの名店です。
2019年5月17日発売の「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重 2019 特別版」に、「ミシュランプレート」として掲載されています。また、食べログ うなぎ 百名店 2019 選出店でもあります。
お店の雰囲気
辻屋は、席数が70席ほどあり、かつ、うなぎ屋は行列が出来ていても、比較的回転は速いのですが、この日は、ゴールデンウィークということもあり、約20組、1時間以上待ち。店の前で待つとうなぎの匂いに包まれて、期待がどんどん高まります。
歴史を感じる店内
店内は、まさにうなぎの寝床のような奥深くなっており、長いテーブルが並んでいます。奥は個室になっています。
調度品は、江戸時代から続く店らしく、歴史を感じる品が多く飾ってあります。
入口の近くには観賞用に「天然大うなぎ」がいました。
お食事
うなぎは、関東風の蒸してから焼くのではなく、炭火でカラッと焼きます。炭の香ばしさが香り、甘辛く仕上げたタレとうなぎの旨味がご飯に最高にマッチします。長良川水系の清流が育んだ良質のうなぎにこだわり、うなぎ本来の味でストレートに勝負していることがわかります。
うな丼
うなぎ丼は、小丼(3切れ)、並丼(4切れ)、上丼(5切れ)の3種類です。
- 小丼 うなぎ三切れ入り丼 肝吸い 漬物 2,080円
- 並丼 うなぎ四切れ入り丼 肝吸い 漬物 2,660円
- 上丼 うなぎ五切れ入り丼 肝吸い 漬物 3,250円
これは、上丼 金色のどんぶりで提供されます。5切れ入っています。
並丼は、4切れ入り。辻屋のロゴ入りの普通のどんぶりです。
小丼は、3切れ入りです。
定食は、鯉の刺身とメロンが付きます。
- 小丼定食 うなぎ三切れ入り丼 鯉の刺身 肝吸い 漬物 2,920円
- 並丼定食 うなぎ四切れ入り丼 鯉の刺身 肝吸い 漬物 3,510円
- 上丼定食 うなぎ五切れ入り丼 鯉の刺身 肝吸い 漬物 4,090円
これが定食にセットされる鯉の刺身です。
定食は、食後にメロンもついています。
付近のみどころ(待ち時間のおすすめ)
「ぷちとり!」は近くの「安桜山遊歩道」を「御嶽神社」~「展望台」まで散策(山登り)しました。順番待ちの紙に携帯電話番号を記入しますので、順番が来れば呼んでくれます。