ザ・リッツ・カールトン福岡とは?|福岡の街と伝統が織りなすラグジュアリーホテル
古くから大陸との交易拠点として栄えてきた福岡。その歴史ある街の流れを感じさせつつ、今の福岡らしい洗練も取り込んだのが、ザ・リッツ・カールトン福岡です。実際に滞在してみると、単に「高級ホテル」というよりも、福岡という街そのものを取り入れた空間だと感じました。ここでは、立地の良さと、リッツカールトンのクラブラウンジのすばらしさをご紹介します。
アクセスとロケーション|天神駅から徒歩5分の好立地
立地については、地下鉄空港線の天神駅から徒歩5分ほどで、福岡空港や博多駅からの移動もスムーズ。ただ、広大な天神の地下街は広大ですが、ザ・リッツカールトン福岡は直結でなく、地上を1~2分歩きます。雨の日や大きな荷物を持っている時は少し不便かもしれません。
天神・大名エリアの中心にあり、周辺には飲食店やショップも多く、ちょっと外に出るだけで福岡の街を気軽に楽しめます。それでいて、ホテルに一歩入ると外のにぎやかさが嘘のように落ち着いた空気になるのが印象的でした。高層階からは博多湾や大濠公園を望むことができ、都市にいながら視界が開けている感覚があります。観光にもビジネスにも便利です。
ホテルの魅力|博多織や竹細工が彩る和モダン空間
このホテルの一番の魅力は、福岡の文化がとても自然な形で空間に溶け込んでいるところです。館内を歩いていると、博多織をモチーフにしたデザインや、竹細工を思わせる装飾が目に入り、どこか和の落ち着きを感じます。でも、決して「和風に寄せすぎている」感じはなく、あくまでモダンで洗練された印象です。客室や共用部は無垢材を基調としたしつらえで、都心にいながらも隠れ家のような空気があります。福岡が持つ「古さと新しさが同居する雰囲気」を、そのまま空間に落とし込んだようで、歩いているだけでも楽しいです。




ホテルロビーは18階です。18階にはロビーラウンジ&バーもあり、博多湾を望めるテラスもあります。


また、滞在中にぜひ足を運びたいと感じたのが、24階にあるプールとヒートエリアです。サウナやスチームルームも使いやすく、観光や食事で疲れた身体をリセットするのにちょうど良い存在です。クラブフロア宿泊者は追加料金なしで利用できるため、ラウンジとあわせて満喫することで、ホテルステイの質がさらに高まると感じました。
クラブラウンジ付き客室に宿泊|パークビューの絶景と快適な滞在
天神のど真ん中にあるホテルですが、部屋に入った瞬間、その立地を忘れてしまうくらい落ち着いた時間が流れます。今回はクラブラウンジ付きの客室に宿泊し、アップグレードでパークビューに。窓の外に広がる大濠公園の緑と、遠くに見えるPayPayドームなど福岡の景色は、想像以上に気持ちのいいものでした。ここでは、実際に泊まってみて感じた客室の居心地についてお話しします。


客室のデザインと設備|大濠公園とPayPayドームを望む癒しの空間
パークビューの客室は、窓いっぱいに大濠公園の緑が広がり、その奥にPayPayドームや博多湾もちらりと見えます。高層階ということもあり、時折、福岡空港を離着陸する飛行機を,間近に見ることができます。


室内は、無垢材を基調にした和モダンなデザイン。竹細工や博多織をモチーフにしたアートがさりげなく置かれていて、「福岡のホテルに泊まっている」という感覚を自然と感じさせてくれます。
照明や電動ロールカーテンは枕元で操作でき、ベッドに寝転びながら景色や明るさを調整できるのも便利です。また、広々としたウェットエリアには、必要なアメニティはすべてそろっていますし、広々とした洗い場がある浴槽でリラックスできます。




一方で、ミニバーのスナックやアルコールはリッツカールトン価格なので、うっかり手に取らないよう注意は必要。ただ、無料で用意されているガラスボトルの水や、ネスプレッソコーヒー、茅乃舎の出汁スープがとても嬉しく、夜に一杯飲むとほっと落ち着きました。


ルームウェアやウェルカムスイーツなど細部へのこだわり
客室での満足度をさらに上げてくれたのが、細かなアイテムのクオリティです。特に印象に残っているのが、DEREK ROSEとリッツ・カールトンのコラボによるルームウェア。肌触りがとにかく良く、締め付け感もなくて、そのまま寝てしまうのがもったいないくらい快適でした。正直、「これを着るだけでも滞在の価値がある」と感じたほどです。


ウェルカムスイーツも福岡らしさがあって好印象。「季のせ 百千万十」の饅頭は、発酵バターのコクと八女茶の抹茶が絶妙で、甘すぎず大人向け。リッツ・カールトン印のどら焼きも含め、移動後のひと息にちょうどいい存在でした。




ターンダウンサービスは17時から21時まで対応していて、不在時でも部屋を整えてくれます。ただ、静かに過ごしたい人は「Do not disturb」を点けておかないと入室される点は少し注意が必要かもしれません。こうした細かな点も含めて、自分の過ごし方に合わせれば、かなり居心地のいい客室になると感じました。
クラブラウンジのフードプレゼンテーションを全制覇!
ザ・リッツ・カールトン福岡のクラブラウンジは、正直「ここだけで滞在が完結する」と言ってもいいほど充実しています。フードプレゼンテーション、朝から夜まで、1日で5回も用意されています。それぞれが単なる軽食の域を完全に超えた内容。全国屈指の美食の街福岡ではありますが、食事を目的に外へ出る必要がありません。また、全ての時間帯でアルコールを含むドリンクがフリーなのもリッツカールトンのクラブラウンジの特徴です。
ビール
・ハイネケン
・サッポロエビス
・福岡クラフト ペールエール
ノンアルコールビール
・ サントリーオールフリー
朝食からコーディアルまで|5回の贅沢な食体験
チェックインは基本は15時からですが、早めに到着し荷物を預けて福岡散策へ。そして最初に迎えてくれるフードプレゼンテーションがアフタヌーンティーです。
アフタヌーンティー (午後2時30分 ~午後4時30分)
リッツカールトンのクラブルームに宿泊したら、これをはずすわけにはいきません。アフタヌーンティーは、2段のティースタンドで上段がスィーツ、下段がお酒のおつまみにもなる軽食系。そしてスコーンが別に提供されます。どれも色鮮やかで、シャンパンを頂きながら優雅なひと時を過ごせます。また、スイーツには、コニャックを合わせてみるのも良いかもしれません。特に事前にお願いをしていませんでしたが、サプライズで誕生日のお祝いをしていただきました。










ディナー前のオードブル 午後5時30分 ~ 午後6時30分 ディナー前のオードブルとカクテルドリンク 午後6時30分 ~午後8時00分
「ディナータイム前のオードブルとカクテル」という名前のフードプレゼンテーションですが、充分すぎるくらいディナーになります。午後6時30分 以降はカクテルタイムとなり、お子様連れの方には遠慮してもらっているそうなので静かに過ごしたい方は、午後6時30分 以降に立ち寄るのがおすすめです。












メイン料理はオーダー制。この日はローストポークで、想像以上にしっかりした一皿です。


コーディアル 午後8時00分 ~ 午後10時00分
そしてコーディアルでは、食事後にゆっくりお酒を楽しめる流れ。この時間帯は、食事などはなくなりますが、スイーツは引き続き提供されます。絶品チョコレートを片手にコニャックなど楽しんでは如何でしょうか。


スイーツは地元福岡の八女茶を使ったものが多く出てきます。




絶品チョコレートを片手にコニャックなど楽しんでは如何でしょうか。




朝食 午前6時30分~ 午前10時30分
早朝の6時半からクラブラウンジでは朝食が用意されます。10時半までやっているので、朝の散歩をしてから頂くのでも大丈夫です。朝食は、九州のうまいものも並びかなりしっかりとした内容です。
まず、卵料理は以下からオーダー出来ます。
- オムレツ(ブレーン/ホワイト)明太子クリームソース / 九州産黒毛和牛のラグーソース
- ケージフリー卵の目玉焼き
- スクランブルエッグ
- エッグベネディクト(クロワッサン)
- クロッフル(メープルシロップ・バニラアイス)
特に明太子クリームのオムレツは、いかにも福岡らしく一品です。




明太子はもちろん、博多ごぶごぶ(大根のお漬物)、梅の実ひじきなど、福岡のご飯のお供が並びます。


「おきゅうと」とは、福岡を中心に食べられている海藻加工食品でエゴノリ、沖天やテングサを水洗いし、天日干しを繰り返したものです。九州では外せない、さつまあげもあります。


九州産黒毛和牛の柳川風やアジフライなどしっかりしたフードも並びます。




洋食もサラダやスモークサーモン、阿蘇自然豚生ハム、熊本県産モルタデッラ(ボローニャソーセージ)など揃っています。


雲仙ハムのポークソーセージも美味、おすすめです。


さすがリッツカールトン、やはり目を引くのは種類が豊富でカラフルなパン。もちろん味もピカ一です。


大きな冷蔵庫にはヨーグルトやミューズリーなどがあります。


朝からシャンパンを片手にいただく朝食はとても贅沢な気分になります。この日は車の運転をしないように旅程を組むのがベストですね。
軽食 午前11時30分~午後1時30分
5回目で1泊の場合は最後のフードプレゼンテーションとなるのは、軽食です。この時間には、シークレットメニューがあります。この日はもつ鍋(牛モツ 豆腐ササガキゴボウ、キャベツ芽葱ニラ胡麻)でした。ご飯も添えられ定食形式で提供されます。


もつ鍋定食だけでも十分ですが、各種サンドウィッチや糸島豚と季節野菜の小倉うどん、海老と帆立貝のチリソースなども頂けます。






軽食の時間帯でも朝食で頂けたパンやスイーツも引き続き提供されています。コーヒーとスイーツを頂いて、計5回のフードプレゼンテーションを完走しました。正直、この5回をすべて体験すると、レストランに行く余裕がなくなるのも納得でした。


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