オーボンヴュータン尾山台本店を訪問!河田勝彦シェフが守る本格フランス菓子の魅力

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「オーボンヴュータン 日本橋高島屋店」は2025年6月に閉店しました。

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オーボンヴュータン(AU BON VIEUX TEMPS)とは

オーボンヴュータン(AU BON VIEUX TEMPS)とは、フランス語で『古き良き時代』という意味です。日本におけるフランス菓子の第一人者 河田勝彦さんによるお店です。お店には、フランス菓子、チョコレート、フランス惣菜(シャルキュトリ、トレトゥール)が所狭しと並んでいます。

「オーボンヴュータン 尾山台店」と 「オーボンヴュータン 日本橋高島屋店」は、共に「食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2022」に選出されました。

オーボンヴュータンとは?フランス菓子界を牽引する名店

尾山台の閑静な住宅街に、まるでパリの一角を切り取ったかのような佇まいのパティスリーがあります。それが「オーボンヴュータン」。ここはフランス菓子好きの間で“聖地”とまで呼ばれる名店で、店内には色鮮やかなケーキや香ばしい焼き菓子、そして総菜までもがずらりと並びます。一歩足を踏み入れれば、空気までフランス色に染まったような空間。そんな特別な店を作り上げたのが、河田勝彦シェフです。

創業者・河田勝彦シェフの経歴とこだわり

河田勝彦シェフは、フランスの老舗パティスリーや三ツ星レストランで研鑽を積み、帰国後1981年に「オーボンヴュータン」を開業しました。河田シェフが大切にしているのは、華やかさよりも“本場そのまま”の味と製法。砂糖やバターの使い方、素材の香りの引き出し方に妥協がなく、あえて日本人向けに甘さを調整しないケーキも少なくありません。実際にショーケースを覗くと、色合いもデコレーションも素朴で、どこか力強い存在感があります。私が訪問した際も、バターの香りが立ち上るパイや、香ばしく焼き上げられた総菜パイから、シェフの哲学がはっきりと感じられました。こうした一切の妥協を許さない姿勢こそが、長年多くのファンを惹きつけている理由だと強く感じます。

お店の歴史と「変わらない美味しさ」

「オーボンヴュータン」は、創業から40年以上、常に同じスタイルを貫いてきました。時代が移り変わっても、フランスの伝統菓子を忠実に再現するという軸は揺らぎません。訪問時に印象的だったのは、総菜の充実ぶり。パテ・ド・カンパーニュやキッシュなどがショーケースに並び、どれも食欲を誘います。持ち帰っても美味しさが損なわれず、家庭でちょっとしたフランスの食卓気分が味わえます。ケーキではオーボンヴュータン、オペラ、シューバリゴーなどを購入しましたが、甘さ控えめで素材の味がしっかり際立つ仕上がり。初めてでもどこか懐かしさを感じさせる“変わらない味”が、ここには息づいています。

尾山台本店へのアクセスと店舗情報

初めて訪れる方は、東急大井町線尾山台という小さな駅を降ります、尾山台駅からお店までは徒歩約5分。周辺は静かで落ち着いた住宅街。都心から少し離れただけで、こんなに穏やかな空気になるのかと驚くはずです。駅を出たら商店街をまっすぐ進むと、商店街が終わり大きな通りに差し掛かったところを右に曲がるとすぐにお店です。まるでパリの街角を切り取ったような外観のオーボンヴュータン。道は平坦で、小さなカフェや個人経営の花屋などが点在しており、散歩気分で歩けます。

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