東武鉄道が運営してた「日光レークサイドホテル」が2020年7月に「リッツカールトン日光」としてリニューアルされました。
宿泊プラン
SPGアメックスカードの年会費が34,100円で、マリオット・ボンボイの最安料金が閑散期でも70,000円を下回ることはありませんので、このホテルに泊まるためだけにSPGアメックスカードを持っていてもかなりお得です。また、このカードを提示することでリッツカールトンをはじめマリオット系ホテルではレストラン&バーでのご利用15%オフとなります。その他もSPGアメックスカードには、数々のベネフィットがあります。
客室
今回はリバービューのお部屋です。中禅寺湖から華厳の滝に流れ出る川と男体山も見えます。
残念ながら中禅寺湖は見えません。ポイント泊なので仕方ないですよね。
カードキーは木製です。このあたりからリッツカールトンのこだわりを感じます。
大きなベッドが2つ。ふわふわです。
水はリッツのロゴが入ったアルミのボトルに入ったお洒落なものです。ネスプレッソ、ラッセルホブスのケトルもお洒落なホテルの定番です。
茶器もお洒落です。
ベットの横にはソファ。バルコニーにもソファがあり、このお部屋からだと川のせせらぎと男体山の雄姿が望めます。
部屋には、ウェルカムフルーツとして、栃木名物とちおとめとドライフルーツが用意されています。
風呂敷と木で作ったバッグです。
まずはこのバッグを組み立てるところからホテルステイは始まります。館内は浴衣とこのバッグで行けるところが温泉宿の雰囲気も兼ね備えています。この風呂敷バッグは購入できます。33,000円。リッツ価格です。
洗面所とお風呂です。
温泉がありますので、お風呂は使うことはありませんでしたが、露天風呂感覚で楽します。
アメニティは、ロンドンのラグジュアリーブランド「Asprey」です。
館内
館内からはロビーラウンジやバー、レストランレークハウスなどから中禅寺湖が望めます。
バーには様々なお酒が壁に飾られています。
チェックインはここでウェルカムドリンクを頂きながらします。
館内の各所にはかわいい盆栽が飾られています。
アクティビティ
ホテルのアクティビティに参加しました。今回は、事前に以下を予約しておきました。
- 奥日光歴史探訪サイクリング
- ホテルアートツアー
- 朝の座禅
- 中禅寺へ朝のお散歩
天気予報では「大雨」でしたのでサイクリングやお散歩は無理かなとは思いましたが、臨機応変な対応に感動しました。どれもホスピタリティあふれるものでこのホテルに宿泊したら是非とも参加ください.
アートツアー
ホテル内のアート作品を紹介しながら、ホテル全体を案内してくれます。
日本料理レストラン
リッツカールトン日光のメインダイニングルームである日本食レストランはアートでいっぱいです。
和食レストランは日光彫りで飾られていますい。テレビ東京の「アド街ック天国」でも紹介されました。
レークハウス
中禅寺湖に生息する動植物のスケッチや押し花、釣り竿をイメージした照明、ロープや釣り用の浮きを使用したアートなど、「ボートハウス」をコンセプトとした様々なアート作品がありました。レークハウスのエントランスのところにあるアートは、釣りの浮きをつかって中禅寺湖を描いています。
リッツカールトン日光のある場所だけ違った浮きが使われています。わかるかな。
レークハウスは、内装も魚のアートでいっぱいです。
その他
このホテルは、もともとは、レーキサイドホテルという明治27(1894)年に日光を訪れる外国人のためのリゾートホテルとして開業しました。その歴史を受け継いだ形で2020年にリッツカールトンになりました。これらの美術品はレーキサイドホテルのものを引き継いでそうです。
朝の座禅
朝の座禅は、中禅寺の住職の方が来ていただけます。当日は天気が悪かった(季節外れの雪)ため屋内で実施しましたが、気候が良いときは屋外でやるそうです。
奥日光歴史探訪サイクリング
中禅寺へ朝のお散歩
2日目は天気予報は雨なので散歩やサイクリングは無理かと思っていましたが、夜から季節外れの雪になり、積もってしまいました。このコンディションでは中止も仕方ないかと、あまり期待せずに集合場所に。
相談をすると、サイクリングで行こうと思っていた「中禅寺」には車で行き、そのあと華厳の滝は近いので歩いて行きませんかという提案をいただきました。
早速、ホテルのレンジローバーで中禅寺まで送っていただきました。
中禅寺ではVIP扱い。お寺の方が個別に案内をしていただきました。拝観料も無料です。(リッツカールトン負担?)ただ、お守りなどのおすすめプレッシャーが強かったです。(笑)
一旦ホテルに戻り、次は華厳の滝へ。まだ雨が降る中でしたが徒歩5分くらいですので歩いて行きました。ここも入場料はリッツカールトンで負担いただき、展望台へ。悪天候でしたが、華厳の滝を見ることができました。
ホテルの宿泊料からすると拝観料や入場料は大した額ではないのでしょうが、中禅寺湖に行ったなら訪れたいところですので、うれしいサービスです。
インドネシアからのインターンの方が、ホスピタリティあふれるアテンドをしていただきました。このようなところもリッツカールトンの素晴らしいところですね。
お食事
レークハウス
アートツアーで訪れたレークハウスに戻ってきました。ゆったりとしたテーブルといすが配置されており、大人のラウンジの雰囲気です。(もちろん、家族連れのお客様もおられます。)中禅寺湖の夕暮れをみながらお食事をいただき、暗くなってくると暖炉に火がともります。
ここでは、コース料理(13,000円)がありますが、今日はアラカルトを頼むことにしました。今回は、3皿をオーダーしましたが、一皿一皿が量が多く、二人でシェアすれば十分に満足できました。
リッツカールトンはお食事も高いです。せっかく来たのですから、リッツ自慢のコースを頂くのも良いですが、アラカルトにすると、比較的リーズナブルに楽しめます。
お食事をはじめると、おしゃれな布袋が運ばれてきました。中にはパンが入っていました。特に注文はしていませんが、食事をした場合はパンがついてくるようです。(無料)
鮮魚のカルパッチョ ビーツ アンチョビ 床井柚子園の柚子 3,300円
日光 HIMITSU 豚のサルシッチャ ブロッコリーニとケッパーのピッツァ 3,300円
リガトーニ 長谷川農場足利マール牛のボロネーゼ 3,300円
パスタはお願いすると2つにわけてくれました。これは1人分です。
温泉
世界中のリッツカールトンで初めての温泉施設とのことです。泉質は「硫化水素型の単純硫黄泉で泉温は78.6゜C。源泉は無色透明ですが、地上で空気に触れることにより乳白色のにごり湯に変わります。硫黄特有の香りが特徴的で、中性~弱酸性の泉質です」とのこと。お肌つるつるを感じる素晴らしい温泉です。
客室から浴衣で本館のロビーを通り抜けて、大浴場まで結構距離があります。
内湯と露天風呂があり、露天風呂は硫黄のにおいがはっきりとします。お肌つるつるを感じる素晴らしい温泉です。
朝風呂に入って、当日の夜に入ったお風呂でも硫黄臭がしました。成分が体に付着して残っていたのですね。
お土産
基本的にホテル内にお土産物屋さんはありません。ただ、ホテルグッズとして、リッツカールトンのライオンのぬいぐるみと館内で利用した風呂敷バッグの2つは販売されていました。
リッツカールトンのライオンもここでは「見ざる・聞かざる・言わざる」です。
ライオンは、1体4,950円 これもリッツ価格。でも、日光の想い出に1体いかがですか。
アクセス
参考情報
「やど」の公式ウェブサイト
一休.com(お得なご予約はこちらへ)
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