誰もが一度は行ってみたいと思う立山黒部アルペンルート。四季折々、魅力があるのですが、春から初夏にかけての「雪の大谷」は見どころのひとつ。2021年は雪の大谷50周年を祝って、開業当時の様子を再現しました。見どころは多くありますが、どこも北アルプスの絶景を満喫できます。
初めてのアルペンルート、当日の夜の飛行機で東京に戻るため、限られた時間を有効につかって楽しみました。
立山黒部アルペンルートのみどころ
立山黒部アルペンルート公式サイトより
- 8:00
- 9:00立山駅
立山駅から美女平まではケーブルカーに乗ります。
- 9:15美女平
美女平から室堂までは約45分。全員着席の大型バスで行きます。
- 10:00室堂(着)
室堂は散策に適しています。2021年は雪の大谷50周年です。
- 10:45室堂(発)
室堂から大観峰まではトロリーバスで狭いトンネルを進みます。
- 10:55大観峰(着)
- 11:10大観峰 (発)
立山ロープウェィで黒部平に向かいます。このロープウェイは、ワンスパン(途中に支柱がない)としては日本一の長さのものです。
- 11:17黒部平(着)
- 11:30黒部平(発)
黒部平から黒部湖まではケーブルカーです。先ほどのロープウェイの絶景とは逆にここはずっとトンネルでした。
- 11:35黒部湖(着)
- 12:40黒部湖(発)
ここから復路になります。来たルートを逆戻りします。
- 12:45黒部平(着)
- 13:00黒部平(発)
- 13:07大観峰(着)
- 13:15大観峰 (発)
- 13:25室堂(着)
- 14:00室堂(発)
アルペンルートを満喫した帰りのバスは爆睡です。
- 14:45美女平(着)
- 14:50美女平(発)
立山ケーブルカーで立山駅に、時刻表には載っていませんが、ピストン運航しているようでした。
- 15:00立山駅(着)
出発してジャスト6時間で帰ってきました。
立山駅
立山駅の駐車場は駅前の駐車場はすぐに埋まると聞きましたので、余裕をみて早めに出発。やはり駅前の駐車場は満車でしたので、少し離れた真川沿いの駐車場に駐車。立山カルデラ砂防博物館の横の歩道があり歩けば200メートルなので、意外に近いです。
9:00発のケーブルカーをWeb予約しました。当日券もありますが、窓口で並ばないと買えないので、今はほとんどがの人がWeb予約だそうです。
Web予約の場合は窓口でなく発券機でチケットを発券します。すべての改札でチケットのQRコードをかざすだけです。
立山駅からは、本格的な山登りのいでたちの人が次々とケーブルカーに乗っていきます。我々は街歩き程度の服装でしたが、アルペンルートはこれでも十分。冬用のダウンジャケットを着ていきましたが、これは過剰装備でした。
おにぎりの志鷹
昼食のお弁当を駅前の「おにぎりの志鷹」さんでゲット。大きなおにぎり2つ(かつおの昆布混ぜ、梅)・漬物で350円はおいしく、コストパフォーマンスが高いです。
おにぎりはべっぴんさんのおばあちゃんがその場で握ってくれます。ホカホカのおにぎりが食べられますので、その場で食べるのもGood!
立山駅→美女平
立山駅から立山黒部アルペンルートが始まります。まず、立山駅から美女平まではケーブルカーに乗車します。
美女平→室堂
時刻表では9:40まで待たないといけませんでしたが、臨時バスですぐに出発。到着した人を次々と室堂に向けて送り出します。
途中に称名滝が眺望できるスポットがあり、そこでバスは一時停止して、車窓からですが遠くに名瀑を眺められます。
室堂(雪の大谷50周年)
「雪の大谷」を散策しました。写真を撮りながらでも片道15分くらいで行けます。舗装された道路を歩きますので普通の靴でも問題ありません。でも、この整備されたエリアから少し出れば、雪道です。まわりは硫黄臭もしてここが火山地帯であることを思い起こします。ウォークの先端では多くの人がカメラを構えてバスが来るのを待ち構えていました。
立山黒部アルペンルート公式サイトより
往路(あいにくの曇り)
復路(天候が回復)
朝は少し曇っていたのですが、天気が良くなりましたので、雪の大谷に再度チャレンジ。また違った景色を見ることができました。
室堂→大観峰
「雪の大谷」を見て、次に目指すは黒部ダムです。室堂から大観峰まではトロリーバスで狭いトンネルを進みます。途中に少し広いポイントがあり、そこで対向のバスとすれ違います。
大観峰
大観峰ではロープウェイに乗り換えます。この「大観峰」と次の「黒部平」は単なる乗換駅ではなく、北アルプスの絶景が楽しめるビュースポットです。大観峰は断崖絶壁にせり出すようにして建っているので、屋上以外、外へ出ることはできません。しかし、駅の屋上展望台から一望する黒部湖や後立山の大パノラマは、アルペンルート屈指の美しさです。 乗り換え時間が少ない場合もありますが、 駅の階段を登ってみましょう。屋上展望台は、広くはなく、座るところもないので、それほど長い時間滞在するところではありませんが、ひと時の別世界を楽しむことができます。
黒部平
黒部平駅では大きなお土産物屋さんがあり、そこから屋外に少しだけ出ることもできます。でもここの魅力は屋上の展望台です。(残念ながら行きは見逃していました。)お土産では、かわいいライチョウグッズがならんでいます。
行きは見逃してしまいましたが、黒部平駅の屋上展望台からも北アルプスの迫力ある景色を望めます。ここには、テーブルと椅子も用意されているので、お弁当を広げて、素敵な景色と空気で、昼食を食べるのがおすすめです
黒部湖・黒部ダム
黒部ダム
黒部湖駅から出ると、目の前には黒部ダムです。観光案内では迫力ある放水の写真がのっていますが、今日は放水なし。単に舗装道路を歩いている感じです。ただ、端により覗き込むとその高さ、建造物としてのスケールを感じます。
目的地に来ましたので、ここでお弁当のおにぎりを頂きました。でも、お弁当を食べるなら黒部平駅の屋上が一番良いと思います。
ここにはレストハウスがあり、名物ダムカレーも食べられます。レストハウス内には休憩所もあります。
黒部湖駅
アルペンルート走破の場合は、ここから長野県側に向かうのですが、我々はここから立山駅に向かって戻ります。