ザ・プリンス 箱根芦ノ湖で過ごす贅沢な休日 – 自然と温泉、そして絶品大人のグルメの魅力

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目次

自然に溶け込むレイクサイドの贅沢ステイ

おすすめモデルプラン

 小田原駅からホテルの送迎バスで約1時間、車窓からは徐々に深まる山の緑と芦ノ湖のきらめきが目に飛び込んできます。ホテル到着後は、まずはお部屋のバルコニーで冷えたビールを。午後は九頭竜の森を散策し、夕暮れ時には湖畔に沈む夕日を堪能。夜はメインダイニングでコースディナーを味わい、食後は温泉で心ゆくまでリラックス。翌朝は、静かな湖面を眺めながらサイフォンで淹れた香り高いコーヒーと朝食を楽しみ、芦ノ湖周辺の絶景スポット,パワースポットを巡ります。

村野健吾氏設計の円形の本館

 ザ・プリンス 箱根芦ノ湖はここに泊まるだけで、箱根の良さを満喫できるオールインワンのリゾートです。時間に追われることなく、自然と一体になれる2日間は、大人の余裕を感じさせる贅沢な旅となるでしょう。

ザ・プリンス 箱根芦ノ湖を満喫できる1泊2日のモデルプラン

10:30

この時間くらいまでに小田原駅に到着しておく(首都圏、名古屋、大阪は問題なし)ランチのお店を偵察、できれば予約か並ぶ。

11:00

小田原駅で早めのランチ(時間が少ないので早く食べれるものを推奨)

11:45

送迎バスでザ・プリンス箱根芦ノ湖へ

12:35

ザ・プリンス箱根芦ノ湖 直ちにチェックインして、しばらくお部屋や館内、芦ノ湖畔でゆっくりと

15:00

箱根九頭龍の森(九頭龍神社・白龍神社)までセラピィロードを散策

16:30

蛸川温泉 箱根 湖畔の湯 で汗を流す

17:30

メインダイニングルーム ル・トリアノンでディナー

19:30

(夏季)夕暮れの芦ノ湖畔を散策。温泉。卓球(無料)も楽しめます。

一休.comのお得なプラン

宿泊の計画を立てる際、一休.comの限定プランは見逃せません。特に早期予約割引や、ディナー付きの特別パッケージは非常に魅力的。湖畔の静寂を楽しむラグジュアリーステイが、思ったよりも手頃な価格で叶います。加えて、ポイント還元やクーポン利用でさらにお得感が増し、浮いた分で館内のスパやカフェを利用するのもおすすめ。大人の旅では「安さ」より「上質さ」に価値を置きたいところですが、一休.comのプランはその両方をバランス良く満たしてくれます。チェックインからチェックアウトまで、余計な心配をせずに非日常に没入できるのは、こうした上手な予約術あってこそです。

一休.comで予約をしたプラン

今回予約したプランは、定価で86,800円(大人合計 43,400円 × 2人)ですが、一休.comの利用で、68,640円。一人当たり34,320円とかなりお得。ポイント即時利用 20%が時々でていますのでこまめにチェック。1000円分クーポンも利用。これもこまめに見ていると時々進呈される。
■お部屋■
本館 レイクビューツイン禁煙  芦ノ湖側(2名) (ツイン)
ツイン 38平米 定員1名~2名 階数2階~3階 ベッド幅142cm × 長さ208cm × 高さ53cm 2台
■夕食■
場所:メインダイニング「ル・トリアノン」
内容:パルフェディナーコース
■朝食■
場所:メインダイニング「ル・トリアノン」
内容:ロイヤルブレックファスト

一休のダイヤモンド特典として、
・レイトチェックアウト12:00 (通常11:00)
・客室冷蔵庫内のお飲み物無料
特に、客室内冷蔵庫にはソフトドリンクだけでなくビールやおつまみもありましたので、バルコニーで一杯いただきました。

ザ・プリンス 箱根芦ノ湖の魅力とは?

ザ・プリンス 箱根芦ノ湖の魅力とは?

 ホテルはまるで芦ノ湖のほとりに浮かぶように建ち、客室やレストランからは四季折々の自然が広がります。春には新緑、夏には深い青の湖面、秋は燃えるような紅葉、冬は澄んだ空気と雪化粧した富士山。それぞれの季節が、この場所をまったく異なる表情に変えてくれます。客室は広々としています。村野藤吾氏設計の昭和を代表するリゾートホテルですが、その古さを感じさせません。芦ノ湖に面したバルコニーに出てみれば、窓を開けると湖風が静かに流れ込みます。館内には美術館やショップもあり、時間をかけて滞在を楽しむ大人の旅にぴったり。都会の喧騒を忘れ、心が静かに整っていく感覚を味わえるのが、このホテル最大の魅力です。

芦ノ湖畔から村野健吾氏設計の本館を望む
Tips

村野健吾氏は、昭和を代表する建築家です。代表的な作品としては以下のものがあります。

  • 世界平和記念聖堂(広島市)
  • 日生劇場(東京都千代田区)
  • ウェスティン都ホテル京都(佳水園)(京都市東山区)
  • 迎賓館本館(旧赤坂離宮)(東京都港区) 
  • 新歌舞伎座(大阪市中央区)
  • 目黒区総合庁舎(東京都目黒区)

プリンスホテルとも関係は深く、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖をはじめ、ザ・プリンス京都宝ヶ池、グランドプリンスホテル新高輪も村野氏の設計です。どれも円や弧による有機的な形が多用されているのが特徴です。ザ・プリンス 箱根芦ノ湖でも円形の建物、円形の階段、円形のバルコニーが特徴的です。

チェックインから始まる非日常の体験

 ロビーに一歩足を踏み入れると、高い天井と大きな窓から差し込む自然光が迎えてくれます。送迎バスで多くのお客様が到着しましたが、チェックインの手続きも丁寧です。スタッフの心遣いも細やかで、必要以上に干渉せず、それでいて安心感を与えてくれる距離感が絶妙。

部屋に入ると、窓いっぱいに広がる湖面がまるで絵画のよう、芦ノ湖を行き交う海賊船も近くに見えます。荷を解く前から旅の気分は最高潮に。ここから始まる時間は、ただの宿泊ではなく「体験」そのものなのです。

温泉「湖畔の湯」で心と体を癒すひととき

 館内の温泉「湖畔の湯」は、まさに絶景の中で湯に浸かる贅沢を味わえます。大きな露天風呂に浸かると、芦ノ湖と箱根の山々が広がり、まるで自然の中に溶け込むような感覚。夜には湖面に月が映り、昼間とは違う幻想的な雰囲気に。湯上がりには、湖畔の風を感じながらデッキでひと休みするのもよし、無料の卓球を楽しむのもよし。泉質は肌にやさしく、湯に包まれるたびに旅の疲れが解けていくのを感じます。

 営業時間は、6:00A.M.~10:30A.M.(最終受付 10:15A.M.) 1:00P.M.~11:00P.M.(最終受付 10:45P.M.)です。朝、昼、夜と何回でも温泉を楽しむことが出来ます。タオル類は温泉受付に用意されていますので、お部屋から持っていく必要はありません。散策ついでに立ち寄ることも可です。

お風呂はANNEX館にあります。本館からは少し距離があり、少しですが一旦建物の外に出ないといけないのが難点。散歩の途中に立ち寄るのが良いかも。


ザ・プリンス 箱根芦ノ湖へのアクセス

ザ・プリンス 箱根芦ノ湖への旅は、小田原駅から始まります。無料の送迎バスが、小田原駅からホテルまで出ています。送迎バスは、小田原駅発が、11:45、14:00、16:10の3本ありますが、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖を楽しみつくすには、11:45のバスに乗るのがおすすめ。

 予約必須のこのバスは直通でホテルまで運んでくれるので、乗り継ぎの手間もなくスムーズです。通常は電車や路線バスを乗り継ぐと時間も費用もかかります(※)が、このサービスを使えば東京都内からでも交通費は約1,000円程度。便利さとコスパを兼ね備えた、小田原から箱根へのおすすめの移動方法です。

※伊豆箱根バスで行くと、片道1,560円で時間も1時間20分程度

小田原駅のおすすめグルメ

 せっかく小田原に来たのだから、小田原グルメを堪能したいところ。ただ、送迎バスの出発は11時45分とやや早め。ランチタイムは多くの店が11時開店のため、あまり時間に余裕はありません。そこでおすすめなのが、小田原駅構内にある人気店「魚国」。開店前に到着し、順番待ちのボードに名前を書いておくのがポイントです。私たちが訪れた日も、11時の開店時にはすでに20名ほどの列ができていました。海の幸が自慢のこの店では、炙り太刀魚の刺身御膳とアジフライ定食をいただきました。新鮮な刺身は舌の上でとろけるようで、アジフライは衣がサクサク、中はふっくらとした身が詰まっています。食後はそのまま駅前の宿泊者専用送迎バス乗り場へ。

ザ・プリンス 箱根芦ノ湖で感じる箱根の魅力

九頭龍の森まで芦ノ湖畔を散策

 ホテルから歩いて片道20分ほど、芦ノ湖畔をなぞるように伸びる「セラピィロード」を進むと、九頭龍の森に到着します。

箱根九頭龍の森セラピーロード入口

湖面を間近に感じながら森林浴が楽しめるこの道は、その名の通り心がゆったりとほぐれるような散策路。九頭龍の森は入場料500円が必要ですが、湖に浮かぶ朱色の鳥居が印象的な九頭龍神社をはじめ、小さな白い鳥居が目印の白龍神社もあり、どちらも静かな雰囲気の中で参拝できます。

九頭龍神社の龍の形の手水舎(ちょうずや)

本家・箱根神社の湖上鳥居は長蛇の列になることが多いですが、こちらは比較的空いていて落ち着いて参拝できるのが魅力(写真映えは崖下ゆえ控えめですが…)。テレビ番組「帰れマンデー見っけ隊」でも紹介されたスポットで、セグウェイやサイクリング、遊覧船で訪れる方法もあります。

白柳神社

リニューアルされた富士山の絶景スポット「芦ノソラ」

 ホテルからすぐの場所にある駒ヶ岳ロープウェーは、宿泊者なら往復2,200円が1,800円になる割引が利用可能。わずか7分間の空中散歩で、標高1,356mの山頂に到着します。2025年春に山頂エリアが「箱根駒ヶ岳 芦ノソラ」としてリニューアルオープンしました。山頂からは箱根元宮までの軽いハイキングも楽しめ、涼しい高原の空気と富士山の眺めを同時に味わえる贅沢な時間が過ごせます。

ロープウェイからの富士山

箱根元宮

箱根元宮は、箱根神社の奥宮です。

箱根元宮

注連縄が張られているのが馬降石です。白馬に乗って神様が降臨(こうりん)された岩と傳えられています。

馬降石と箱根元宮

展望デッキ「芦ノソラ」

芦ノ湖や箱根外輪山、富士山、そして晴れた日には相模湾や駿河湾、東京スカイツリーまで望める360度の絶景が広がります。芦ノ湖に飛び出すように設置された

巨大フォトフレーム「富士ノガク」

富士山を背景に旅の記念撮影ができます。

相模湾側の展望広場「海ノニワ」

相模湾側の展望広場「海ノニワ」からは、相模湾はもとより、天気が良ければ、東京タワー、東京スカイツリーも見ることができます。

空中に浮かぶようなネットベンチも設置。夏の暑い日に寝転がると干物になった気分。山頂からは箱根元宮までの軽いハイキングも楽しめ、涼しい高原の空気と富士山の眺めを同時に味わえる贅沢な時間が過ごせます。

芦ノソラ×ミサキドーナツ×溝呂木一美 コラボレーションドーナツが山頂ショップで販売されています。〈芦ノソラ限定〉
富士山やっほー 500円(税込)
駒ヶ岳山頂から望む富士山。仕上げのチョコレートはバタフライピーで色付けし、カスタードクリームと苺ジャムを包んでいます。

最強パワースポット 箱根神社

ホテルをチェックアウト後は、無料の芦ノ湖エリア循環バスで約20分、元箱根に到着します。湖畔から徒歩すぐの場所に鎮座する箱根神社は、古くから交通安全や開運のご利益で知られるパワースポット。湖に浮かぶ大鳥居は特に人気のフォトスポットで、休日ともなれば長蛇の列ができます。

境内には九頭竜神社新宮があり、九匹の龍の口から水が流れる手水舎は圧巻。御朱印も授与していただけるので、九頭竜神社とあわせて参拝すれば縁起も倍増です。

毎年7月31日の夕刻には、箱根神社例大祭の宵宮祭よいみやさいとして九頭龍大神を祀る年間最大の龍神祭「湖水祭こすいさい」が斎行されています。湖畔には海に延びるような桟橋があり、その景色はどこか『千と千尋の神隠し』を思わせます。

参拝後は、伝統工芸の箱根寄木細工を扱うお土産店に立ち寄るのもおすすめです。

スクロールできます

伝統を感じるメインダイニングで心も満たす絶品グルメ

ル・トリアノンでいただくParfaitコース

夕暮れ時、芦ノ湖を望む「メインダイニングルーム ル・トリアノン」へ足を運ぶと、そこには高い天井と大きな窓が織りなす開放感、そして重厚感あふれる静けさが漂っていました。今回のプランでは、Parfait(パルフェ)コースがいただけます。

まずは、アミューズから。

前菜のアオリイカと野菜のタブレは、鮮やかな彩りにほんのり香るカレー風味のドレッシングがアクセント。

続く冷製トウモロコシのポタージュは、パセリオイルの緑が映え、口に含むと優しい甘みが広がります。

魚料理は香ばしく焼き上げたスズキ。ローズマリー香るポテトのトマト煮込みと、柑橘香るジュの爽やかさが絶妙に溶け合います。

そして、メインは箱根西麓牛フィレ肉。ハリッサでほんのりスパイシーに仕立てられ、かぼちゃのパンケーキとグリーンペッパーソースの組み合わせが驚くほど豊かな風味を生み出していました。

デザートは、桃のコンポートとロゼシャンパンのグラニテ。

食後の小菓子はマカロン。

夏らしい涼やかさに包まれ、最後の小菓子とコーヒーまで、一皿一皿が物語のように繋がっていく——そんな贅沢な時間でした。

サイフォンで淹れたコーヒーで贅沢なブレックファスト

朝、湖畔の静けさを感じながら向かった朝食会場。ディナーと同じ「ル・トリアノン」です。通常、ホテルの朝食会場は一日の始まりの活気に満ちているのですが、ここでは大きな窓から差し込む柔らかな光と、芦ノ湖の穏やかな景色が一日の始まりを優しく包みます。特筆すべきは、サイフォンで丁寧に淹れられるコーヒー。ポコポコとお湯が立ち上がり、香りがふわりと広がるその様子は、まるで儀式のよう。口に含むと、深いコクとほのかな甘みが広がり、旅先でしか味わえない特別な朝の時間を演出してくれます。

最初に運ばれてくるのは、目覚めのスムージー。やわらかな酸味とほのかな甘みが、眠っていた体をやさしく起こしてくれます。続くジュースは3種類から選べ、北海道「北王よいち」のミニトマトジュース、長野「La Mela」のフジリンゴジュース、和歌山「谷井農園」の温州みかんジュースと、どれも産地の個性が光ります。

丹那全乳ヨーグルトのまろやかな味わいと、彩り根菜とアメーラトマトのサラダは、身体の内側から整えてくれるよう。ドレッシングは「いいち味噌と柚子のバルサミコ」または「みかん」というユニークな二択です。

温かい富士の鶏と彩り野菜のポトフで心まで温まり、いよいよメインプレートへ。ふんわりと焼き上げたプレーンオムレツに箱根西麓牛のミートソースを添えたもの、あるいはそば粉のガレットに富士湧水ポークハムと丹那モッツァレラ、ポーチドエッグを合わせた一皿。付け合わせには箱根山麓豚の椎茸ファルシなど、どちらを選んでも、その土地の恵みをしっかりと味わえます。

コーヒーを片手に窓辺に席で、富士山と湖面にきらめく朝日を眺めながら過ごす時間は、このホテル滞在の中でも特に記憶に残るひとときとなりました。

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