マリオットの新しいブランド「アロフト(Aloft)」は、アート×音楽×テクノロジーがコンセプトのライフスタイルホテルです。世界中で190サイト以上を展開するホテルですが、日本では2020年に東京銀座、2021年に大阪堂島に進出しました。高級ホテルが多いマリオットブランドの中では比較的リーズナブルで快適に滞在できるホテルです。
「ぷちとり!」では、「アロフト大阪堂島」の宿泊記を、(1)宿泊プラン編、(2)館内編、(3)客室編、(4)食事編、(5)付近の見どころ編、の5つの観点から紹介します。
(3)客室編(Room)
堂島をちりばめた空間に入り、纏うことで堂島らしさを感じられる客室です。堂島の過去と現在の地図を重ねたグラフィックや旧堂島ホテルの外観を客室の壁紙にデザインしています。
ベッドの配置は珍しい縦型で足を向かい合わせにして眠ります。
ベッドサイドにはレトロな雰囲気の電球があります。
お部屋には丸いテーブルとソファがあり、静かにお食事をしたり、テレワークをすることもできます。
テレビではYoutubeも見れます。
テーセットは、お洒落でレトロなデロンギの電気ケトル、コーヒーはタカムラの「Drip Coffee Factory」、お茶は「JAF TEA」です。
最近、コーヒーもがインスタントからドリップ式に変わったそうです。タカムラの「Drip Coffee Factory」。美味しかったです。
このコーヒーは安価ながら「ジャパン エアロプレス チャンピオンシップ ローストコンペティション 2019」で優勝に輝いた焙煎士の監修のもと、丁寧に焙煎されているものです。
Drip Coffee Factory Hotel Blend
午後のホテルのロビーで贅沢な時間を過ごす時、薄い磁器の口広のカップで提供されるのは、きまって濃厚で、少し苦めのブレンドです。このブレンドの素晴らしさを感じて頂けようにDrip Coffee Factoryで考えてみました。今流行の分厚いマグカップではなく、薄いカップでぜひ味わってください。私達が表現したかった香り、コクなどがお分かり頂けると思います。いつもは砂糖を入れない方も、ほんの少し砂糖を入れてみて飲んでください。砂糖を入れると甘く感じますが、少しだけ苦味が和らいで感じます。
Mariage(マリアージュ)
お奨めはシュークリームです。卵を使った濃厚感のあるスイーツに相性が良く、きっとシュークリームが「シュー・ア・ラ・クリーメ」に感じます。
「JAF TEA」は、1944年にスリランカで創立した老舗紅茶メーカーです。数々のエアラインやホテルで採用されています。
デロンギのレトロな赤い電気ケトルはお部屋の雰囲気にぴったり。
このケトルは、デロンギのアイコナコレクションと呼ばれる曲線的なフォルムにロンドンブルー、シドニーホワイト、ニューヨークイエロー、トーキョーレッドのヴィヴィッドなカラーを合わせたコレクションです。朝食に必要なトースター、コーヒーメーカー、ケトルが同デザインで販売されています。
購入者のレビューを見るとほとんどの人がその見映えの美しさに惹かれて購入しています。
以下のサイトで価格を比べることが出来ます。
水回りもすっきりしています。
アメニティは、アメリカのサンフランシスコにある「pharmacopia」社の製品を使っています。
アロフトは、バスタブはなく、シャワーブースだけです。椅子が置いてありますので、ここに座ってレインシャワーを肩に浴びると、肩こりが癒されます。
シャワーの時は洗面コーナーで着替えることになりますが、洗面コーナーは、密閉されたおらず、ベッドルームからは目隠しがあるのですが、横は開いており大きな鏡に映って丸見えになりますので、注意が必要です。
パジャマが備え付けられています。セフティーボックスもあります。
ドライヤーは、最近多くのホテルで見かける、サロニア SALONIAの[スピーディーイオンドライヤーです。
ベッドわき机の引き出しには聖書が入っていますが、カラフルな色と「Don’t forget me」の一言が面白いです。