マリオットの新しいブランド「アロフト(Aloft)」は、アート×音楽×テクノロジーがコンセプトのライフスタイルホテルです。世界中で190サイト以上を展開するホテルですが、日本では2020年に東京銀座、2021年に大阪堂島に進出しました。高級ホテルが多いマリオットブランドの中では比較的リーズナブルで快適に滞在できるホテルです。
「ぷちとり!」では、「アロフト大阪堂島」の宿泊記を、(1)宿泊プラン編、(2)館内編、(3)客室編、(4)食事編、(5)付近の見どころ編、の5つの観点から紹介します。
(5)付近の見どころ編
魚屋スタンドふじ子
中之島散策(フェスティバルホール、大阪市役所、中央公会堂、大阪証券会議所)
- アロフト大阪堂島
ホテルの前を南に歩いて行きます。サントリー本社、渡辺橋を渡ると道路の両側にフェステバルタワーがあります。
- フェスティバルホール
- 日本銀行大阪支店
- 大阪市役所
- 中央公会堂
- 大阪市立東洋陶磁美術館
- こども本の森 中之島
- 大阪証券取引所
- 五感 北浜本店
この散策コースには、大阪を代表する2つのパティスリーの本店があります。一つ目が、北浜にある「五感(GOKAN)」です。
- パティスリーモンシェール 堂島本店
2つ目は、「堂島ロール」で有名な「モンシェール」です。アロフト大阪堂島からすぐ近くです。
- アロフト大阪堂島
フェスティバルホール
現在の建物は2013年4月に開業した新しいものです。ツインタワービルになっており、西棟には、高級ホテル「コンラッド大阪」も入っています。
日本銀行大阪支店
島原藩の蔵屋敷跡で、実業家の五代友厚の別邸があったこの場所に1903(明治36年)に建てられました。明治建築界の第一人者・辰野金吾の設計によるネオ・ルネッサンス様式の建物です
大阪市役所
以前は、日本銀行大阪支店、大阪市役所、中央図書館、中央公会堂と4つのネオ・ルネッサンス様式の建物が並んでいたのですが、現在の大阪市庁舎は昭和60年に建て替えられています。
正面には、「大阪」を表現したアートがあります。
中央公会堂
大阪市中央公会堂は、岩本栄之助氏の寄附をもとに1918年(大正7年)に竣工しました。以来1世紀近くにわたって国際的な一流アーティストによるオペラやコンサートの他、各界著名人の講演会も数多く開催されるなど、大阪の文化・芸術の発展に貢献してきました。今も現役で使われています。
大阪市立東洋陶磁美術館
大阪市立東洋陶磁美術館は、住友グループから寄贈された安宅コレクションと呼ばれる東洋陶磁コレクションを核として1982年(昭和57年)に設立されました。高麗・朝鮮時代の朝鮮陶磁、中国陶磁を中心に、国宝2件、国の重要文化財13件を含む約4000点が収蔵されています。
現在は休館中です。
こども本の森 中之島
こども本の森 中之島の入口には大きな青いリンゴがあります。
「青いりんご」
入口のテラスでひときわ目を引く、大きな大きな青いりんご。これは建物寄附者である建築家・安藤忠雄氏によるオブジェです。米国の詩人、サムエル・ウルマンの詩「青春」をモチーフに、「若さとは、年齢でなく心の持ちようだ」というメッセージに共感し、安藤氏自身がデザインしました。『挑戦心にあふれる青春のシンボルとして多くの人に触れてほしい』との願いが込められています。 (こども本の森 中之島の公式ウェブサイトより)
大阪証券取引所
北浜の交差点に大阪証券取引所はあり、正面には、「五代友厚」の像があります。
五代友厚は、明治初期、維新変動の波を受け、大阪経済が低迷しました。その事態を打開し大阪経済の復活を願って財界指導者の有志15名が明治11年(1878年)7月に大阪商法会議所設立の嘆願書を出し、設立されました。その初代会頭が五代友厚です。大阪証券取引所の前身、大阪株式取引所もまた、五代友厚の尽力によって設立されました。
建物の中に入ると小さなホールになっていて、壁には株式取引を伝えるJPXのモニターが設置されています。
五感 北浜本館
大阪証券取引所の向かいには「五感(GOKAN)」の本館があります。店舗とサロンが併設されていますので、歴史ある建物でゆっくりとスイーツを頂くことができます。
パティスリーモンシェール 堂島本店
2つ目が「堂島ロール」で有名な「モンシェール」です。アロフト大阪堂島からすぐ近くです。