山人-oga-宿泊記 | 男鹿半島の絶景と温泉に癒やされる大人のリトリート

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こんにちは!今回は、2025年5月に秋田県男鹿市・鵜ノ崎海岸にグランドオープンしたリゾートホテル「山人-oga-(やまど おが)」の宿泊記をお届けします。岩手・湯川温泉の名宿「山人-yamado-」の系列で、コンセプトは「あるがままに、還る。」。日本海を望む全16室の大人のための宿で、温泉・食・自然を通して日常からそっと離れる時間を過ごせます。

今回は「どこかにビューーン」で行き先が盛岡に決まったので、盛岡からレンタカーで男鹿半島へ向かいました。本当は秋田が当たればよかったのですが…それは次回に期待です!

どこかにビューーン!の仕組みと特徴

「どこかにビューーン!」は、JR東日本のJRE POINTを使って新幹線の旅ができる“行き先ガチャ”サービスです。
行先の候補は以下47駅。普段聞きなれない駅もたくさんあります。東京・上野・大宮などの主要駅から、ランダムで選ばれた4つの新幹線停車駅のうち1つが当選し、往復6000ポイント(1ポイント=1円相当)で旅ができます。
通常価格と比べて最大3万円以上もお得になることもあり、旅好きにはたまらない仕組みです。

JR東日本 どこかにビューーンHPより


「どこに行けるか分からないワクワク感」と「お得さ」が両立しているのが最大の魅力。どこが当たってもそれなりに見どころも多く、行先を決めてくれるのも、旅慣れたシニアにとってはありがたいところもあります。
気に入る組み合わせが出るまで何回でもチャレンジできます。また、途中下車・乗車も可能なので、当たった行先にこだわらず、途中の観光地を目指すのもありです。

「どこかにビューーン!」は、出発日の21日前から6日前まで申し込み可能。行き先は申し込みから1~3日で決定します。 人気の宿はすぐに埋まることもあるので、候補地が決まったら早めに宿の仮予約をしておくのがおすすめです。(必ずマナーを守りましょう。)

JRE銀行の優待チケットを使えば、さらにお得

どこかにビューーンを楽しむには、JRE銀行の口座開設、ビューカードの申込は必須。JRE銀行の優待チケットを使えば、通常6,000ポイントを4,000ポイントで利用可能です。

JRE銀行の口座を開設し、50万円以上の口座残高があれば、年間4回判定があり、ビューカードご利用代金の引落で1枚、給与等の受取で2枚、左記両方の実施3枚。年4回の判定なので、最大12枚を獲得できます。給与等の受取は難しい場合もありますが、その他はそれほどハードルは高くないので、申し込みをお勧めします。

JRE銀行の紹介プログラムを利用すると、さらにJREポイントがもらえます。

必要な方は紹介コードを発行しますので、当サイトのコメントに「JRE銀行 紹介コード希望」と書いて送信ください。

目次

今回の宿泊プラン(一休.com)

今回予約したのは、夕朝食付きのスタンダードプラン。「男鹿が育んだ貴重な食材と息づく文化を五感で感じる食の旅」がテーマです。

項目内容
プラン【2食付き/スタンダード -セレナーデ-】夕朝食付
お部屋山祇-Yamazumi-<ジュニアスイート>【上階】(今回は「琥珀(KOHAKU)」)
広さ・ベッド48平米・2階/ツイン(ベッド幅110cm×2台)/定員1~3名(3名はエキストラベッド)
夕食レストランにて 18:00~21:00(L.O.19:00)全8章のコース
朝食レストランにて 7:30~10:00(L.O.9:00)
チェックイン/アウトIN 15:00~18:00/OUT 11:00
送迎JR男鹿駅14:50発(1日1便・予約時に「送迎希望」をチェック)、帰りは10:20または11:00に男鹿駅まで
お支払いオンラインカード決済/現地決済

※料金・条件は時期やプランによって変わります。最新情報は公式サイトや予約サイトでご確認ください。

チェックイン・館内紹介

宿は鵜ノ崎海岸沿いの高台にあり、エントランスを入ると建物の向こうに日本海が広がります。エントランスもラウンジも広々としていて開放的。モダンで洗練された館内は、どこを切り取っても絵になる空間です。

鵜ノ崎海岸の高台の1本道のつきあたりに山人はあります。
山人-oga- のエントランス


ラウンジでは、コーヒーやお茶に加えて、山人本館のある岩手県西和賀町「たかはし菓子」のクッキーを無料でいただけます(アルコールは有料)。そしてぜひ味わってほしいのが、秋田名物・児玉冷菓の「ババヘラアイス」です。
ババヘラアイスは、イベント会場の近くなどでよく見かける秋田のご当地アイス。販売員を務める中年以上の女性(ババ)が、金属製の「ヘラ」を使ってコーンに盛りつけることから、この名で呼ばれています。男鹿駅の道の駅でも、地元のおばあちゃんが売っていました。

宿泊者が自由に利用できるラウンジ

ラウンジでは、1962年秋田県大仙市で創業、秋田県中心に複数店舗展開し、地域限定で長年親しまれている「ナガハマコーヒー」のコーヒーを無料でいただけます。

アルコールは、ワイン、秋田のクラフトジン、秋田のクラフトサケ、日本酒(太平山 今人)がありますが、残念ながらこちらは有料です。

「たかはし菓子」のクッキー お煎餅とクッキーの間の食感
秋田名物 ババヘラアイス

客室:窓いっぱいに広がる日本のウユニ塩湖と呼ばれる絶景 鵜ノ崎海岸

客室は「Yamazumi-山祇-」のジュニアスイートやテラススイート、「Kagutsuchi-迦具土-」の和スイートなど複数のタイプがあり、海を眺めながら入れるお風呂付きです。冷蔵庫のビール・お茶・ミネラルウォーターは宿泊料金に含まれているのもうれしいポイント。晴れた日には遠くに鳥海山も望めます。

浴室のすぐ横には大きなテラス 鵜ノ崎海岸が望めます。


今回宿泊したのは、山祇-Yamazumi-<ジュニアスイート>【上階】の「琥珀(KOHAKU)」。48平米の広々とした綺麗なお部屋です。鵜ノ崎海岸を望む浴室も素晴らしく、景色を眺めながらゆったりくつろげました。ただし、客室のお風呂は温泉ではなく、鵜ノ崎から汲み上げた清水を使用しています。


設備はWi-Fi、エアコン、テレビ、空気清浄機、加湿器、冷蔵庫・ミニバー、金庫など。アメニティもバスローブやナイトウェア、化粧水・乳液、入浴剤まで揃っていて充実しています。

シンプルで清潔感のあるウェットエリア
滞在中は作務衣風の館内着で過ごせます。

温泉:海と空が一体になる露天風呂

大浴場の露天風呂からは、海と空がつながるような開放的な景色が楽しめます。お湯は硫黄の香りがする、塩気のある濃い温泉。有料の貸切露天風呂もあります。
露天風呂は大きくはありませんが、利用する人が少なく、ほぼ貸し切り状態でした。湯船につかると、目の前には鵜ノ崎海岸の絶景が広がります。お湯の質・景色・開放感、どれをとっても抜群です。ただ、客室から少し距離があり、館外を歩かなければならないのが少し残念なところ(屋根はあります)。また、洗い場がありませんので、お部屋のお風呂で体を洗ってから、ゆっくりと温泉につかりましょう。
なお、客室のお風呂は温泉ではないので、温泉は大浴場で、体を洗うのと景色はお部屋のお風呂で…などと使い分けるのがおすすめです。

温泉名鵜ノ崎温泉(源泉掛け流し100%)
泉質含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(硫黄泉+塩化物泉)
泉温72.5℃(加水・加温なし)
湯の色・特徴透明・乳白色・エメラルドグリーンと日によって色が変化。硫黄の香りと塩気のある濃い湯
効能美肌効果、殺菌・抗炎症作用、血管拡張作用、リラックス効果、保湿効果、傷の回復促進、冷え性、神経痛・筋肉痛の改善
浴場露天風呂(男女)、貸切露天風呂(有料)。客室のお風呂は温泉ではありません
入浴時の注意刺激の強い泉質のため長湯は避け、入浴前後は水分補給を。高血圧・心疾患、喘息、敏感肌、金属アレルギーの方、高齢の方、妊娠中の方、飲酒後の方は短時間の入浴がおすすめです
客室のお風呂

食事:五感で味わう男鹿のローカルガストロノミー

男鹿の海と大地が育んだ旬の食材を一皿に込めた料理が、この宿の大きな魅力です。夕食はスタンダードの「セレナーデ」やフルコースの「シンフォニア」など、プランによって内容が異なります。朝食も地元食材を中心に充実しています。

夕食:スタンダードコース「セレナーデ」

今回選んだのは、スタンダードの「セレナーデ」。山人-oga-をベーシックに味わう全8章のコースで、潮騒に耳を澄ませながら愉しむ食前酒に始まり、男鹿の海と秋田の山々の恵みを存分に堪能できます。

前菜

男鹿産黒バイ貝の旨煮、ミートローフ黒ニンニク添え、地魚の磯真薯、男鹿産ギバサ、横手名物 茄子寿司、湯沢産タモギタケの旨煮、あっぷるとんの生ハム二年熟成、コリンキーの浅漬け、旬野菜

  • 男鹿産ギバサ:海藻「アカモク」の秋田での呼び名。刻むと強い粘りが出るのが特徴で、秋田の食卓ではおなじみの郷土食材です。
  • 横手名物 茄子寿司:小ぶりのナスを麹などで甘酸っぱく漬け込んだ、秋田県南部に伝わる郷土の漬物です。
  • 湯沢産タモギタケ:鮮やかな黄色の傘が目を引くきのこ。旨みのある出汁が出ます。
  • コリンキー:生で食べられる珍しいかぼちゃ。浅漬けにするとポリポリとした食感が楽しめます。

お造り:地魚の刺身

スープ:地魚の魚介クリームスープ

お凌ぎ:トラフグの炊込みご飯、男鹿産ヤングコーンの桃豚巻き天ぷら、とうもろこしの絹糸天ぷら

魚料理:男鹿産甘鯛と南蛮海老のオーブン焼き 横手産トマトと魚介のソース

肉料理:和牛なまはげのロースト 赤ワインソース

  • 和牛なまはげ:男鹿市の大進農場が育てる男鹿産のブランド和牛。A5ランクの中からさらに厳選された牛肉だけがこの名を名乗れます。

食事:秋田真壁屋の饂飩

  • 秋田真壁屋の饂飩:横手市の眞壁屋が、職人の手作業で4~5日かけて仕上げる稲庭うどん。秋田の伝統的な手延べ製法を守りつつ、粉体工学の知識を活かした精密な素材選定が特徴です。使用する小麦粉は粒の大きさまで研究され、喉越しの良さと伸びにくさを両立。水は軟水を濾過して塩素を除去、塩は瀬戸内海産の天然塩を使用し、シンプルながら徹底した素材選びをしています

デザート:土田牧場ジャージー牛乳のビタープリン、男鹿産ブルーベリーのアイス

  • 土田牧場:鳥海山麓・にかほ市の牧場。ジャージー牛のコクのある濃厚な牛乳で知られています。

地酒 大平山 今人

夕食のお供には地酒を。児玉醸造の「大平山 今人(いまじん)純米吟醸」をいただきました。秋田こまち100%、男鹿・寒風山山麓の水で仕込んだ、まさに純秋田のお酒です。

朝食:地元食材たっぷりの和朝食

朝食は、波の煌めきが差し込むレストランで。八寸盛りを中心に、季節の地元野菜や伝統的な食文化をアレンジした品々を、曲げわっぱのお櫃で供される秋田県産のお米と一緒にいただきます。

朝ごはんからテーブルを埋め尽くすご馳走

八寸盛り、蒸し物:秋田県産大豆の豆腐

小鉢、サザエの旨煮、だし巻き玉子、八郎潟産わかさぎの唐揚げ、椎茸の含め煮、海老の旨煮、メカブと菊の寒天寄せ、黒豆、お漬物、山フキの田舎煮、クロモの酢の物、地魚刺身(ソイ炙り・コチ)

  • 八郎潟産わかさぎ:男鹿半島の付け根に広がる八郎潟は、わかさぎの産地として有名。佃煮などでも親しまれている秋田の味です。
  • クロモ:男鹿・北浦の限られた海域で、初夏に素潜り漁で採られる貴重な海藻。モズクより太く、とろりとした粘りとシャキシャキの歯ごたえがあり、男鹿の海藻の代表格とされています。
八寸盛り、蒸し物:秋田県産大豆の豆腐

ご飯・汁物:曲げわっぱお櫃ご飯(あきたこまち)、味噌汁

「曲げわっぱ」は秋田杉の薄板を曲げて作る秋田の伝統工芸品。木が余分な水分を吸うので、ご飯がふっくらおいしく保たれます。

デザート:湯田プレミアムヨーグルト、フルーツ

「湯田プレミアムヨーグルト」は、山人本館のある岩手県西和賀町(旧湯田町)のヨーグルト。系列宿ならではの一品です。

スペシャリティ

うれしいのが「スペシャリティ」。注文を受けてから作ってくれるうえ、何種類でも好きなだけ頼めます。

  • 鯵の一夜干し
  • フグ一夜干し、
  • ぼだっこ:塩をしっかり効かせた秋田名物の塩鮭。ご飯が進む、秋田の朝ごはんの定番です。
  • ポルミート秋田県産豚のベーコン:ボルミートは、ポーランド出身の代表が秋田県大仙市で手がける食肉加工ブランド。本場ヨーロッパ仕込みのソーセージやベーコンは、秋田でも人気です。
  • ポルミートソーセージ
  • 二代目福治郎納豆(小粒・黒豆):秋田市の納豆専門店。国産大豆を昔ながらの経木(きょうぎ)で発酵させ、通常の約3倍の時間をかけて熟成させるこだわりの納豆で、「日本一高い納豆」とも呼ばれています。
  • 地野菜のサラダ(ドレッシングはりんごと蓮根・ラベンダーから選択)
  • 秋田市産の温泉玉子
鯵の一夜干し、フグ一夜干し、ぼだっこ
ポルミート秋田県産豚のベーコン、ポルミートソーセージ
二代目福治郎納豆(黒豆)
地野菜のサラダ
秋田市産の温泉玉子

ドリンク

土田牧場ジャージー牛乳、秋田県産トマトジュース、秋田県産りんごジュース、ナガハマコーヒー さわやかブレンド、紅茶(ダージリン)

コーヒーは、秋田県内を中心に展開する老舗ロースター「ナガハマコーヒー」が手がけるスペシャルティコーヒーのブレンドで、その名のとおり朝にぴったりのさわやかな一杯です。

周辺のおすすめ観光スポット

鵜ノ崎海岸

干潮時に岩礁が現れ、「秋田のウユニ塩湖」とも呼ばれる絶景スポット。宿の目の前(車で約1分)です。ホテルのお部屋や露天風呂から一望できます。

ゴジラ岩

ゴジラの横顔のように見える奇岩。ホテルから車で10分ほどです。海岸の岩場を少し歩かないと、ゴジラの姿がきれいに見えません。

寒風山

八郎潟や火山の噴火口などの絶景が望めます。寒風山回転展望台までは車で約25分。ぜひおすすめです。

なまはげ館

男鹿の伝統文化「なまはげ」に触れられます。秋田の方言でお話されるので、わからないところも多いですが、観客を巻き込んだ寸劇は臨場感抜群です。

雲昌寺のあじさい

訪れた7月はシーズン終盤でしたが、一面のあじさいとかわいいお地蔵さんを楽しめました。車で約40分。

予約前に知っておきたいポイント

  • 13歳未満は宿泊できない、大人のための宿です。
  • 客室のお風呂は温泉ではありません。温泉は大浴場・貸切風呂で楽しめます。
  • 周辺にコンビニなどは少ないため、夜食や必要なものは事前に用意しておくと安心です。男鹿駅前には大きな道の駅があり、お土産物や地場の新鮮なお魚も購入できます。
  • 冬は強風や雪の影響を受けることもあるので、移動時間に余裕をもちましょう。

まとめ

「山人-oga-」は、日本海の絶景、濃い温泉、男鹿ならではの美食がそろった、何もしない贅沢を味わえる宿でした。記念日旅行やご褒美旅、静かにリフレッシュしたい方にぴったりです。総合評価は★5つ中5つ。ぜひまたリピートしたいと思います!

山人-oga-の基本情報

項目内容
所在地秋田県男鹿市船川港台島字鵜ノ崎62-29
電話0185-47-7776
開業2025年5月
客室数16室(海を望む客室)
チェックイン/アウトIN 15:00~18:00/OUT 11:00
アクセス男鹿駅から車で約12分(無料送迎あり)、無料駐車場20台
ご利用条件13歳未満のお子様は宿泊不可、ペット不可
その他入湯税 1人150円が別途必要
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